徳川15代将軍の謎(その1)
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの矢島です。
今日は月曜日です。
1日は始業式、8日は体育の日(祝日)だったため、後期が始まって最初の月曜授業となりました。
月曜日は午前中に日本史B2、午後に国語表現と漢字検定講座があります。
日本史B2では、前期の復習(戦国時代の終焉から、徳川3代将軍まで)を行ってから、
徳川4代~12代将軍の流れについて説明し、後半では江戸時代の文化について説明しました。
やはり歴史はミステリーとエピソードの宝庫です。
生徒に話したい面白話はたくさんありますが、そればかり話してしまうと授業が進みません(笑)。
そこで今日のブログでは、時間の関係で話すことができなかった、
徳川家に関する「こぼれ話」を話しておこうと思います。
徳川家の中でも、特に面白エピソードが多いのは第5代将軍の綱吉です。
まずは彼の身体にまつわるエピソードですが、綱吉は歴代将軍の肖像画と見比べると、
体に対して頭が大きく描かれています。
しかし、実際の綱吉は「頭が大きかった」のではなく、
「頭のわりに背が低かった」のではないか、という説があります。
愛知県の大樹寺には、徳川家 歴代将軍の位牌が並べられています。
その位牌は、歴代将軍の身長と同じ高さに作られているのですが、綱吉の位牌は124cmしかありません。
あくまで一説ですが、綱吉は「低身長症」だったのではないかといわれています。
背の低い将軍って、何か威厳がなさそうで頼りないですよね(笑)。
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 矢島