「善さ」を追求する(その1)
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの矢島です。
11月に入りました。私は東京都の墨田区から出勤しているのですが、
今日の墨田区は最低気温が10度と冷え込み、起床して早々に電気ストーブを引っ張り出しました。
秋も深まり、寒い季節が本格的にやってきました。
寒がりで冷え性の私にとっては、厄介で憂鬱な季節です。
毎朝、起きるのも辛くなりそうです。
さて、木曜日の千葉キャンパスは「社会科DAY」ということで、
午前に倫理、午後に政治経済の授業を行いました。
今回倫理の授業で勉強したのは、古代ギリシャの思想です。
中でも、今日の授業の目玉となったのは、「ソクラテス」という人物でした。
皆さん、「ソクラテス」はご存知ですか?
「汝自身を知れ」や、「ただ生きるのではなく善く息生きよ」
などの名言を残した、古代ギリシャを代表する哲学者です。
彼は哲学者として名高いのですが、哲学は趣味だったらしく、
実際は彫刻家として生計を立てていたそうです。
「哲学」と聞くと、日常生活からかけ離れたところにある「オカタイ話」という
イメージがあると思いますが、実際は間逆です。
そもそも「哲学」とは、日常生活を送る中で、生きる目的や、
社会のあり方を考え始めたがゆえに生まれた学問です。
私たちの暮らしなくして、哲学は成り立ちません。
(その2へつづく)
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 矢島