学年別の後期始業式の日
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスです。
<福本です。>
この時期になるとどこからともなく漂ってくる金木犀の香りが、
過酷なまでの夏の暑さを乗り越えたご褒美のように感じています。
やさしいオレンジ色の小さくてかわいらしい花を咲かせる金木犀は、
あの独特の香りが存在感をしっかりとアピールしているようです。
そして、秋の訪れを感じさせてくれます。
涼しい風が心地よい季節になりましたね。
今日から10月が始まりました。
後期のスタートの日ということで、学年ごとの始業式を実施しました。
後期の時間割を見ると、進学の授業が充実していることがわかります。
後期は、3年生にとっては進路決定の大事な時期です。
体調管理をしっかりとしながら、入試や面接、就職活動をがんばってほしいと思います。
予定表に目を通すと、ずいぶんとシンプルですっきりとした表だという印象です。
感染症予防のために行事は厳選されていて、実施方法も”新しい生活様式”に
対応したやりかたを工夫していく予定なので、お楽しみに!
後期も、明るい、楽しい、笑顔あふれる、ほっと安らげる、
そして、夢に向かってがんばるキャンパスをみんなで盛り上げていきます!!!!
最近、一日の気温差も大きく、日によっての気温差も大きいです。
寒暖差で体調不良を起こしやすい季節です。健康管理をしっかりと。
<水谷です>
10月になり、爽やかな日が続いています。
「食欲の秋」「芸術の秋」、いろいろありますが、
皆さんはどんな秋を過ごしたいでしょうか?
私は本を読むことが一番好きなので、やはり「読書の秋」です。
高校生だった頃、どんな本を読んでいたかを思い出しているのですが、
その中で最近急に浮かんできたのは『青春漂流』という本です。
作家の立花隆氏が、家具職人、鷹匠、猿回し、精肉業、ソムリエなど、
様々な分野で際立って活躍する人々にインタビューを行ったものです。
職業自体が興味深いのですが、何より引きつけられるのは、
単なる成功譚ではなく「漂流」を描いているからだと思います。
登場するどの人物も、世間の多くの人が当たり前と思うコースには疑問や
抵抗を覚えるばかりで、進みあぐねる若者だったのですが、
ある時「自分はこれが好きだ」「自分にはこれしかない」と道を見出して、
人が変わったかのように一心不乱に走り始めます。
それぞれの、憑りつかれたような集中力と修練に圧倒されたことを
はっきり覚えています。私は青春を遥かに通り越してしまった今、
読み返す勇気がないのですが、皆さん、もし興味があったらいかがでしょうか?
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス