冬至まであと一か月・・・
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス
<松下です>
こんにちは!松下です。
今日の千葉は朝からどんよりと曇っていて、
気分がいまいちぱっとしません。今の季節は太陽が出ている時間が短く、
夕方の早い時間に日が沈んでしまいます。
16時台にはもう暗くなってきますよね。
昼の時間が一年のうちで最も長いのは夏至ですが、
その日を境に冬至に向かって少しずつ短くなっていきます。
ちなみに今年の冬至は12月21日みたいですね。
この日を過ぎると逆に、陽が出ている時間がだんだん長くなっていき、
春分の日にはちょうど昼と夜が半分ずつになるのです。
日光は人間の気分を安定させるために不可欠です。
体内時計を正常にする作用があるといわれています。
冬はどうしても陽にあたる時間が短くなってしまうこともあり、
そのせいで気持ちも沈みがちになります。
やる気が出なかったりわけもなくイライラすることもあるようです。
外で日光浴をするのが一番良いですが、いかんせん寒いですよね。
窓際でひなたぼっこをするだけでも大分違いますよ。
あとはやはり、規則正しく睡眠をとることです。
夜が長いとつい夜更かしをしたくなるかもしれませんが、
毎日決まった時間に就寝・起床をすることが、
毎日ベストコンディションで活動するためには大切ですよ。
といっても、なかなか寝つけないという人もいるかもしれません。
昼間に適度に運動をしたり寝る前にお風呂に入ると
寝つきがよくなるのでお勧めです!
<水谷です>
いよいよ寒い季節が始まりました。
冬のコートを着ている人も見かけるようになりました。
スクーリングまであと一か月弱になり、
キャンパスでは先日、しおり作りをしていました。
皆さん、特に興味があるプログラムはあるでしょうか?
高校生での校外学習の中で私が特に印象に残っているのは、
国立劇場での文楽鑑賞教室です。
人形の劇であるということは、マイナスなことなのか思っていましたが、
その後何度も文楽を観る内に、むしろ反対だと思うようになりました。
人形が、ありとあらゆる人間を凝縮した「人間の結晶」のように見えてきたからです。
生身の人間でないからこそ、惹きつけられるのかもしれません。
中でも印象に残るのは、平安時代の僧・俊寛の話です。
俊寛は京の都から鬼界ヶ島へと流罪になり、
孤独と絶望の内一人島に取り残されるのですが、
「鬼はここ(鬼界ヶ島)ではなく都にこそあり」という叫びが忘れられません。
文楽が上演された江戸時代の庶民の心情を表すものでもあるのでしょうか。
スクーリングが、楽しい時間になると同時に、
いろいろなことに興味を持ったり学んだりする機会になったら良いですね。