読書ってしなきゃいけないの?
通信制高校 一ツ葉千葉キャンパスの出口です。
昨日、千葉は非常に風が強かったので、街の木々に残っていた枯葉が
いっぺんに落ちていました。
まるで黄色の絨毯のようでキレイでしたよ!(歩きづらかったですが)
さて今日、千葉キャンパスの生徒と「読書はしないといけないのか?」
という話になりました。
読書が好きな生徒もいますが、「読みたくない、面白くない」という生徒も多いです。
そこで私がよく聞くのは「マンガは読むかな?」ということ。
今まで私が質問した感じでは、マンガを読む生徒が8割、漫画も読まない生徒が2割
という感じです。
「読書」というとマンガを含まないという考え方が今は主流ですが、
私はマンガも読書の一つと考えて良いのではないかと思います。
マンガは文章だけの本に比べて絵がある分、状況の予想はしやすいですよね。
しかし、マンガの中にも暗に示されている伏線や仕掛けがあったりします。
つまり、想像力を働かせて読む必要があるということです。
ただ流して読むだけでは気づかないことがあるという点では、文字だけの本と似ています。
その想像力を生かして文章を読めば、文字だけでも楽しめるようになるはずですし、
画が無い分、自分の想像する世界を作ってやることができます。
マンガは読むけど、読書は苦手という人は、本の選び方を工夫してみると良いと思います。
普段、マンガで読んでいる世界観と近い作品を選んでみると取っ付きやすいですよ。
ちなみに読書が学力に直接つながるのかどうかということはまだ曖昧です。
(関係あるという研究結果も一部出ていますが、それが大きな差かどうかは微妙なところです)
だから、「読書をしなくてはならない!」とは言いません。
それでも、自分の世界観を広げるという意味では読んで損は無いのではないかなぁと思いますよ。
通信制高校 一ツ葉千葉キャンパス 出口