現代文の授業を振りかえって
通信制高校 一ツ葉千葉キャンパス寺澤です。
明日は終業式です。
後期の授業を振りかえってみたいと思います。
以前、現代文の授業では、普段とは少し違うことをしてもらいました。
それは「感想文」です。
普段の授業では読解と漢字の学習が中心になってしまい、
なかなか文章を書く機会が作れませんでした。
そこで、レポートを提出し終わったということもあって、
生徒たちにはある文章を読んでもらい、その感想文を書いてもらいました。
ある文章とは、太田哲也さんという元レーシングドライバーの
高校生に向けたインタビューです。
太田さんは1998年、レース中に事故に巻き込まれ、
死の淵をさまよいますが、奇跡的に一命をとりとめました。
すべてを失った太田さんが、再び立ち直るまでの過程を読んでもらいました。
「自分を変える」「向いているものを見つけろ」といった
太田さんのメッセージは生徒の心にも響いたようで、
400字詰め原稿用紙いっぱいに感想を書いてくれました。
中には裏面に突入する生徒も…
みんなしっかりした文章を書いていました。
文章を書く機会はなかなかないとは思いますが、
これから大学の推薦入試や専門学校を考えている生徒にとっては
文章力は必須の能力になってきます。
そういった進路を考えている人は、これからも文章を書くトレーニングをしていきましょう。
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 寺澤