正解はあるのか
通信制 一ツ葉高校 小倉キャンパスの江原です。
普段の生活で気付いたことをただつらつらと書き込ませていただいております。
昨日は大型の台風が来るぞ!来るぞ!と言っていたので、キャンパスは休校でしたが、皆さまはどのようにお過ごしになりましたでしょうか。私は、自宅でゆっくりしていました。前日の夜は夜更かしして、昨日は昼過ぎにゆっくり起きて、撮り溜めていたDVDを見ながら、久しぶりにダラダラゴロゴロしてみました。そのDVDを見ての感想を少し書いてみようと思います。
番組はビートたけしのTVタックル(テレビ朝日放送)ですが、色んな宗派のお坊さんを4名呼んで、色んな相談をぶつけてみようという企画でした。なかなか面白くて、不倫は本当にしてはいけないのか、愛と金はどちらが大切か、などの質問に4名の僧侶さんが答えていたのですが、私が興味深いと感じたのは、僧侶さんたちの意見が割れることです。意見が割れる事は、本来当たり前と言えば当たり前なのですが、相談する側は「答え」を求めているのにその「答え」がひとつに定まらないわけです。意見が真っ向からぶつかったりしているのです。
つまり、我々のような素人ならばいざしらず、徳をつんだ偉いお坊さんたちですら、人生の「答え」を知らないわけです。色々悩んでも結局「唯一の正解」なんてものは世の中に存在しないのですから、その時々で自分の頭で考えて「答えを決める」しかないのですね。分ってはいたつもりですが、再認識できました。
写真は、サマースクールの代金をアルバイト代から捻出するという親孝行なT君。
通信制 一ツ葉高校 小倉キャンパス 江原