栗と彼岸と詩
通信制 一ツ葉高校 小倉キャンパスです。
こんにちは。今朝も早起きして栗拾いに勤しんだ柳尾です(^^)v。
昨日、三つ子の栗を見つけました (^^)/
双子の栗はよくあるのですが、三つ子は結構珍しいです!
ところで、栗のイガイガが刺さると結構痛いので(^^;)、気を付けてこのイガイガ殻から栗の実を出さなくてはいけないのですよ(笑)。
話は変わって先週になりますが、9月23日は春分の日、彼岸の中日でしたね。
『お彼岸休み』というのはありませんが、シルバーウイークと言われる9月の連休と重なることが多いので、最近は連休のイメージの方が大きいかも知れません。
私は、自宅の近くにあるご先祖様の墓参りに行きました。昨年は新型コロナ禍でお墓参りできなかった方も、今年は行けた方が多いかも知れませんね。
お墓に行く途中に彼岸花が咲いていましたよ。
さて、この詩、ご存知ですか?
まだあげ初めし前髪の
林檎のもとに見えしとき
前にさしたる花櫛の
花ある君と思ひけり
・・・
はい、島崎藤村の『初恋』です。
私が高校の時の国語の教科書にこの詩が載っていて、なんだか、この詩が気に入って、とても好きになりました。全部覚えてしまったくらいです、今でも時々、この詩とその情景があたまに浮かんできます(^^)。
実は、まだ続きがあります。
さしく白き手をのべて
林檎をわれにあたへしは
薄紅の秋の実に
人こひ初めしはじめなり
わがこゝろなきためいきの
その髪の毛にかゝるとき
たのしき恋の盃を
君が情に酌みしかな
林檎畑の樹の下に
おのづからなる細道は
誰が踏みそめしかたみぞと
問ひたまふこそこひしけれ
どうですか? 情景が頭に浮かんでくる感じでしょう!?
中学・高校生の時に暗記したことは、歳をとってもなかなか忘れません。
数学で言えば、二次方程式の解の公式や三角関数の加法定理みたいなものですね (^o^)v
一生忘れないと言っても過言ではありません、たぶん(笑)。
みなさんも、自分の好きな詩を見つけてみて下さいね。
きっと何かの時に、心の支えになってくれると思いますよ(^^)。
ところで、秋休みも一週間が過ぎました。比較的過ごしやすい気候だったので、体調も徐々にいい感じになってきているのではと思います。残りの一週間、後期に向けて体調を整えながら、時間を有効に使って、充実した秋休みにして下さいね☆
一ツ葉高校 小倉キャンパス 柳尾