熊本キャンパス ブログ

通信制高校　一ツ葉高校　熊本キャンパスの塩田です。

夏本番。夏の休みの間に高校生たちはどれほどアツくなれるのか。
アツくなれるものは人それぞれ。
スポーツ、芸術、部活。3年生であれば受験勉強に燃える人もいるでしょう。

通信制である一ツ葉高校でもそれは全く同じこと。これまでも多くの挑戦者たちを見守ってまいりました。

中でも、今回紹介する一ツ葉高校注目のアツい生徒はなんと“トランぺッター”。
一ツ葉高校に新たな風を吹かせた河﨑さんです。（決してトランペットと掛けているわけではありません。）

これまでも吹奏楽経験者は何名か在籍しておりましたが、部活としては活動しておらず。
私の勝手なイメージで、吹奏楽は大人数で行うものだと思っておりました。
もちろん、通信制である一ツ葉高校にはその人数がおらず、吹奏楽部も存在しない状態。
それでも、河﨑さんは自分のやりたいことを貫き通す意思で、一ツ葉高校に吹奏楽部を創設してくれました！

そんな一ツ葉パイオニアの河﨑さんに直撃インタビューです！

Ｑ：『自己紹介をお願いします。またどうして一ツ葉に入学を決めましたか？』
河﨑さん：「私は小学3年生のころから父の影響でトランペットを始めました。小中高と吹奏楽部に入っていて、全日制高校に在籍していましたが、精神的なことからうまく学校に通えなくなりました。その頃進路について、進学してトランペットを続けていきたい！と考えていましたので、通信制への転校を決めました。一ツ葉は自由な校風で先生方も優しく、ここなら私らしくいられそうだったので入学を決めました。」

Ｑ：『活動の魅力は何ですか？』
河﨑さん：「音楽は不器用な人が自分を表現できるもう一つの言語だと思います。私も器用な方ではないのですが、いつも心の底で見ないようにしてる想いも音楽を前にすると素直になります。誰もが一人では感じることのできない悲しみや楽しいなどの感情を音で表現することに、とても魅力を感じます。」

以前、河﨑さんは自分の状態がトランペットの音に表されるというような話もしておりました。確かにスポーツでも精神状態がパフォーマンスに通ずるところもあり、つながっている体だからこそかと思いましたが、それが音に出るというのですから、体と楽器とは一心同体なのでしょうね。本当に繊細な活動なんだなと思います。

Ｑ：『学校生活はどうですか？』
河﨑さん：「一ツ葉に来てから、私は前より明るくなって前向きになりました。通っている学校のみんなもどことなく大人っぽくほどよい距離感で、毎日がとても楽しいです。また、自分の練習（トランペット）と勉強を両立でき、時間の使い方が前より上手になりました。先生方も個人を尊重してくれており、とても充実した毎日を送れています。」

とは言え、大きい音の出るトランペットですから、以前のように校庭や教室で練習ということができず、練習場所の確保には苦心しておりました。そんなこともお構いなしに、充実した毎日を過ごしていると言ってくれる河﨑さん…私たちも全力でできる限り応援しますよ！

Ｑ：『最後に将来の夢を教えてください！』
河﨑さん：「音楽を通して人としてもっと成長し、自分の音楽で誰かの心を少しでも軽くできるようなプレイヤーになりたいです！」

自分が音楽に支えてもらったように、今度は自分が支える側になりたいという、本当に素晴らしい目標をもっていますね。
以前見せてもらった練習では、周りにいたちびっ子たちに接するとても優しい姿が見られました。もうすでに音楽を通して誰かに影響を与えているんじゃないかなーと思っております。

夢に向かって一生懸命な河﨑さんならきっとたどり着けると思います♪♪
インタビューは以上です。河﨑さんありがとうございました！

現在はソロでの活動が主ですが、河﨑さんの活躍を目の当たりにして、
「通信制でも吹奏楽ができるんだっ(^^)/」
という同志が集まり、団体での演奏が聴けたらまたさらにうれしいなと思います。
ちなみに私の吹奏楽知識は『響け！ユーフォ○アム』がほとんどです（笑）
でも練習の風景なんかを見ると、同じ体育会系のニオイがします:D
作中まさにトランペットのソロパートがあり、そこに向けての練習を見ているので、大変さは重々承知しています。（そんなもんじゃないと言われそう）
現在の河﨑さんは今後のコンクールなどに向けて、毎日練習に励んでいますよ。

このように通信制高校である一ツ葉高校は、高校卒業のために学習をしながら、自分の夢に向かって活動できる場所です。
河﨑さんのように音楽を通して活躍する生徒や、他にもスポーツ、ダンス、芸術や芸能活動などあらゆる分野で活躍している生徒が多く在籍しています。
貴重な高校生の時間を、“夢”に向かって費やす皆さん、私たちにも“夢”として応援させてください。

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