山月記
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパスの石本です。
今回の現代文レポートの課題は、中島敦さんの「山月記」です。
高校現代文の定番教材のひとつである「山月記」、もちろん
一ツ葉高校でも毎年授業で扱っています。
「山月記」は、一言で言うならば、「人が虎になるお話」。
難しい言葉や言い回しが多く見られる文章なので、
はじめは少し抵抗がある人も多いのですが、物語の中で
描かれる李徴の人間的な側面や苦悩に関する語りの中には、
読んでいて心をうたれる部分がたくさんあります。
授業を受けている生徒の皆さんも、
「言葉は難しいけど、面白い!」
と言いながら、読み進めています。
文章を読むときって、意外とパッと見の印象だけで、
「難しい」「あんまり好きではない」といった判断をつけがち。
でも、少しずつ丁寧に読み解いてみることで、
その中にある面白さを発見することができるのではないかと思います。
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパス 石本