『山月記』からの
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパスの松嶋です。
現代文では、中島敦さんの「山月記」を取り扱っているそうです。
「山月記」は、一言で言うならば、「人が虎になるお話」。
高校現代文の定番教材のひとつである「山月記」で、
「少し抵抗もある人も多い」作品ですが、
一ツ葉高校の生徒によれば、
「中島敦!!月下獣!!知っている!!人が虎になるやつでしょ!!声だれだっけ??」
という非常に知的な会話が始まります。
さて、この会話で何のことを言っているのかわからないあなた。
まだまだ勉強不足ですね。
もちろん、上記の会話は朝霞カフカ『文豪ストレイドッグス』(kadokawa)
のことです。最近アニメ化されて、その文脈での会話です。
『文豪ストレイドッグス』は文豪をキャラクター化し、
その文豪が各々、異能力を持っているという設定です。
例えば、太宰治は「人間失格」という異能力。
谷崎潤一郎は「細雪」という異能力。
芥川龍之介の「羅生門」といったようなわかりやすい異能力から。
梶井基次郎の「檸檬爆弾」といったような作品を読まなければわからないやつまで。
内容も面白いですし、洋の東西を問わず「文豪」が出てくるので、お勉強になります。
生徒にも、これをきっかけに古典に触れ合ってもらえると嬉しいものです。
とりあえず、マンガで最も好きなキャラクターの異能力に関連する作品からよんでもらいましょうか。
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパス 松嶋