「よむ」ことと「読む」こと
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパス の瀬口です。
今日のブログは同い年だけど同い年に見られない私と松嶋先生のコンビで
お送りいたします。
それではまず松嶋先生お願いします!
「よむ」ことと「読む」こと
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパス の松嶋です。
本日、立川キャンパスの生徒が休み時間中に『蟲師』を熟読。
この『蟲師』という作品、私も大好きな作品で、
涙しながら読んだのを記憶しています。
この作品、是非読んでもらいたのですが、何も考えずに読むにはもったいない作品です。
そもそも、映画もマンガも小説もそうなのですが、
読者の視点で解釈をするから面白いのです。
簡単に言えば、「頭を働かせて、作品の世界を考えろ」ということです。
では、私はどのように『蟲師』を読んだのか、極簡単に、
『蟲師』のポイントは、人知を越えた所--つまり、私たちの知識だけでは解明出来ない所、
例えば死とかを「蟲」の仕業として描いているところですかね。
つまりは、自然というものを「蟲」で描いているところが面白い。
近代科学に毒されている私たちは、「全ては科学で説明できる」などと思っています。
(この考え方にたてば、「蟲」は非科学的で存在しなものです)
自然は科学によって、明らかにされ、すべて人間によってコントロールできると。
しかし、本当に科学は自然を全て説明できるのでしょうか。
立ち止まって考えてみる必要があるでしょう。
「全ては科学で説明できる」という言説それ自体に、
非科学的な言説が入り込んでいないか(リオタール)。
私たちは近代科学を否定は出来ないのですが、
どこかで近代科学の限界も感じている。
それが、素朴な「自然」への回帰となっているように思えます。
それを表現したのが「蟲」であると解釈することができます。
(このような、素朴な自然回帰は、『もののけ姫』などでもみられますね)
これは、あくまでも私の解釈。「正解」ではありません。
でも、このように視点を立てて読んでみると物語が違うように見えませんか。
『蟲師』を是非(自分の視点で)読んでみてください!!
「今日のダンス講座」
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパス の瀬口です。
毎週月曜日は隔週でダンス講座を行っていますが、2月はなんとテストの
関係もあり、3週連続のダンス講座です!
3週連続のダンス講座の今日は1回目でしたが、いつもよりも覚える振りが多く、
大変でした。
生徒も「今日はハードだー」と口々に言っていましたが、
何だかんだ楽しそうに踊っていました(笑)
キャンパスに戻るとある1年生女子が「私もダンスはじめたい!」と言っていたので、
立川キャンパスのダンス講座これからもっと盛り上がっていくでしょう。
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパス 瀬口