嬉しい報告!
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパスの瀬口です。
本日のブログは私と松嶋先生の同級生コンビでお送りいたします。
「嬉しい報告!」
今日もまた嬉しい報告がありました。
大学進学コース3年生の油林鶏大好きなあのYさんが見事法政大学に合格しました!
先日のOさんに続いて、今年は立川キャンパスから法政大学に2名合格しました。
しかも2人は大の仲良しなので、お互いの合格を喜び合っていました。
放課後は後輩も含めて、時間も忘れてたのしそうに談笑していました。
「受験が終わったら、何をしていいかわかんない。」
という発言が印象的でした。
それだけ受験勉強に打ち込んだ証拠ですね。
本当におめでとう!!今はゆっくり休んで自分のしたいことを存分に楽しんでね!
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパス 瀬口
「聖徳太子もいなかった。鎖国もなかった。」
本日は最後のレポート提出日。
今回のレポートの提出をもって本年度も終わりになりますね。
つまり、今年度の授業などは終わりってことになりますね。
そういえば、ここ最近ニューズを賑わしている話題がありますね。
(私はテレビをあまりみないのでテレビで報道されているかわかりませんが)
そうです、新たな学習指導要領の素案が発表されたことです。
(学習指導要領とは、学校で教えるべき内容を決めたものです)
細かい内容はさておき、日本史の先生としては、色々気になるところがありました。
例えば、新たな内容として(小学校で)、
聖徳太子を「聖徳太子(厩戸王)」と表記することや
「鎖国」を取り扱わないことが決まりました。
高校では、「厩戸王(聖徳太子)」となっていますが、「鎖国」は取り扱っています。
この改正に関して、私個人としては適切な改正だと思っています。
なぜなら、「聖徳太子」とは、死後つけられた名前ですし、
そもそも「聖徳太子」が存在したかは議論の的です。
(ですので、最近の日本史でも彼はそんなに強調されませんでした)
「鎖国」に関しては、「鎖国」=「外国との貿易をしなかった」と解説されやすいですが、
江戸幕府は、清・李氏朝鮮・オランダ・アイヌ・琉球などと外交関係を持っていました。
そもそも、江戸時代に「鎖国」という言葉も使われていません。
これは、江戸後期に列強諸国が東アジアに進出した際に、
江戸幕府が外交をしない論理として採用されたものですかえら、
当初から江戸幕府が鎖国をしていたという意識はありません。
このように考えると、上記の二つの改正は納得です。
「聖徳太子」や「鎖国」を習った人達は意外と思われるかもしれませんが、
知識とは常に変わるものです。むしろ、教科書がこれまで変わらなかったことに
驚いたほうがいいのかもしれません。
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパス 松嶋