変化する大学入試
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパスです。
こんにちは、立川キャンパスの瀬口です。
さて、夏休みも2週目にはいり、夏期講習もいよいよ残りわずかです。
金曜日が最終日ですが、3年生は模擬試験で1,2年生も夏期講習の振り返りのテストのため
実質教が最終日という雰囲気です。
暑さのピークも今日なので、明日の模試と振り返りテストがんばりましょう。
先日の話ですが、センター試験の協議会に参加してきました。
再来年の2020年度入試から、大きくセンター試験が変わり、名称も
大学入学共通テストとなります。
今回参加した協議会ではおもにその説明が中心でした。
大きく変更されるポイントとしては、
①国語・数学で記述式問題の導入
②英語は「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能評価を導入
が大きな変更点となっております。
一ツ葉高校でもこの変更に合わせた対策を行っています。
国語の変更に関しての一例をご紹介します。
2020年度の変更で国語の記述式問題では20~30字程度、40~50字程度、80~120字程度を記述する問題がぞれぞれ1問ずつ計3問出題される予定となっています。
いずれもそこまで記述の量としてはそこまで多くはありませんが、対策は必要です。
そのため、現在の1年生には「要約」と「小論文」を現代文の授業で取り入れています。
記述をする機会を出来るだけ増やし、書くことに慣れるようにしています。
情報通信機器の発展に伴って、文章を書く機会が年々減ってきています。
そのため、できるだけ多く文章を書くという点を重視しています。
全ての教科の枠組みを超えて、立川キャンパスで取り組んでいるのが生徒に
「説明」をさせるということです。
一ツ葉高校の授業は少人数で行われているので、生徒一人一人が発言や質問をする機会
も多くなっています。
そして、質問にきて、先生に説明をして理解する。
ここまではどの学校や塾でも行われている光景だと思います。
しかし、この時点では生徒は理解していることもありますが、理解したつもりに
なっているケースが良く見受けられます。
それを防ぐために、生徒に今理解したことを「説明」してもらうようにしています。
その際私が良く言うことが「相手がそのことを何も知らない小学生だと思って説明してね。」
ということです。
ただ教科書や参考書にある文章を言うのではなく、それを自分なりの出来るだけ簡単な
言葉で説明できれば、その箇所は完全に理解できていることになるからです。
説明をするためにはいかに論理的に文章を構成できるかと言う点も
ポイントになります。
これも記述式問題の対策として重要です。
他にも様々な一ツ葉高校の大学入試対策がありますので、
ぜひ見学をお待ちしております。
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパス