知的障碍者移動支援従事者研修に参加!
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパス
こんにちは、立川キャンパスの橋本です。
今年の梅雨も折り返しの時期を迎え、
いよいよ何を着ていいかわからなくなってきました。
外が蒸し暑いな、と思って半そでを着てくると、
空調の快適な立川キャンパス内では少し肌寒いこともあります。
とかく人の世は難しいですね。
人の世、といえば、先日、
立川キャンパスの生徒有志たちとともにある資格を取得してきました。
東京都認定、知的障碍者移動支援従事者の資格です。
みなさん、街中で知的にハンディキャップのある方を見かけたことはありますか?
現在、日本には20~30人に一人の割合でいらっしゃるといわれています。
そんなに多いの!?
と驚かれた方も多いかもしれません。
その驚きは自然です。
街中では、あまり見かけないですよね。
日本では、障碍者が外出するための環境が整っていないため
多くの障碍者の方が
自宅や施設といった空間のみでの生活を余儀なくされているのです。
家からずっと出られない、のはつらいですよね。
知的障碍者の外出を支援する仕事はガイドヘルパーと呼ばれ、
現在急ピッチで養成が進められています。
この事態に、一ツ葉高校も微力ながら力になりたい!
資格取得のための講座への参加を募ったところ
「参加したい!」「人の役に立ちたい!」という生徒が複数!
立川キャンパスのメンバーのやさしさと逞しさに感動しながら
不肖橋本も一緒に講座を受講した次第です。
知的障碍者をとりまく法制度や、
障碍そのものの類型についての座学、
ディスカッションや演示を伴う研修など、
充実の講義内容でした。
講座を実施してくださった、国分寺市移動支援連絡会の皆様
ならびに、国分寺市の関連諸団体の皆様、
ほんとうにありがとうございました。
6月の日曜日をほぼ返上で頑張った生徒たちは
私たち立川キャンパスの誇りです。
大人の方ばかりの中で、ディスカッションの司会進行役を行った生徒。
みんなと協力してプレゼン発表の計画を組んだ生徒・・・
自分の3倍くらいの年齢の参加者たちに囲まれて
緊張しないはずがありません。
でも、人の役に立つため
資格を取得するため
みんな眠い中、頑張って朝から参加してくれました。
自己効力感、という言葉があります。
「自分はこれをやり遂げる力がある」
と自分を信じることができる心のことです。
参加してくれた生徒たちは、このひと月でみんな一回り大きくなったように見えます。
「できるかな・・・?」から
「やればできた」へ
研修で経験した一つ一つの戦いが、自己効力感となります。
ここで積んだ自信は
今後、受験でも就職でも、家庭でも
挑戦するための力になるはずです!
大空におおきく夢広がれ!
一ツ葉高校立川キャンパスでは、みんなの挑戦を全力で応援しています。
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