心の柔軟
こんにちは、立川キャンパスの宇野です。
先週の晴れ間がどこに行ってしまったのか、
すっかり梅雨ですね。
晴れている先週には「暑い!涼しくなってほしい!」と思い、
涼しくなった今週には「どんよりして嫌。晴れてほしい!」と思う私。
きっと梅雨が開けたらまた暑いと文句を言い、
秋が来たら衣替え面倒くさいとふて腐れ、
冬が来たら寒いと嘆くことでしょう。
そう。私はいつだって不満タラタラなのです。
週末に何気なくYOU〇UBEを起動したら、
謎なことにディス〇バリーチャンネルのコンテンツがおすすめされました。
イギリス人の元軍人マッチョおじさまが、
たった一人で10日間、過酷な自然環境でサバイバルするという内容。
火もなく水もなく食料もなく服もない。
文字どおり裸一貫でサバイバル。
きっと私だったら蚊に刺されが嫌で1秒でリタイヤでしょう。
しかしマッチョおじさまは過酷な環境に苦しみながらも、
極めて愉快そうに生活します。
おじさまはこのような事を言っていました。
「受け入れれば楽しめる。
拒否すれば怒りや失望に襲われる。
受け入れればうまくいく。」
とかく私たちは与えられた環境を拒否しがちです。
晴れたら暑い。
雨が降ったらじめじめする。
テストが近いと勉強嫌だ。
テストがないとだらけちゃう。
電車はめんどくさい。
歩くのはだるい。
このままではいつだって不満だらけになってしまう。
マッチョおじさまの言うように、受け入れることが大切。
高校生の頃の私は、神経質で完璧主義な自分が嫌いで、
文系科目しかできない自分の知性を嘆き、
受験を意識していないのんびりとした我が家にイライラし、
授業モードで殺伐とした学校にもイライラして、
とにかくすべてを、自分さえも拒否していたように思います。
それはとてもとても苦しいこと。
自分のだめなところ、いいところ、周囲のだめなところ、いいところ。
全てまるっと受け入れてみましょう。
受け入れた上で、どうするのか考えるのです。
梅雨になった。雨が降りつづける。洗濯物が干せない。
じゃあ洗濯は今日はお休み。二度寝しよう。
医学部に行きたいのに、自分は文系タイプだった。
じゃあ文系の力で人を助けられるカウンセラーになろう。
もちろん受け入れずに、あらがい、戦い、改革することも時には必要です。
しかし同時に、争わず、受け入れるという選択肢もあってはいいのでは?
梅雨のじめじめが嫌になった時に、
周囲の環境が嫌になった時に、
自分自身の嫌な部分に落ち込んだ時に、
受け入れる。
心の柔軟を高める。
ぜひぜひ試してみてくださいな!