一般化
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパスです。
学習に悩むみなさんに、西澤先生からのアドバイスブログです。
立川Cで進学英語とESL・Debateを担当しています西澤です。
高校一年二年の英語長文解釈の授業の教材で“一般化”のトピックがありました。
“一般化” って分かりやすくいうと
“説明されていない隠れた規則性を見つけだして他の場面で応用する”
という事です。
教材では、
“英国(や米国)で子供が親から言葉を学ぶときに、例えばSmileという言葉を習ったし、過去形はSmiledというらしい、じゃあBringという言葉も過去形はBringedなんじゃないかな?”
と、間違えて一般化してしまうという例がありました。
正解はbring brought broughtですからbringedという過去形は間違いなのですが、いつも子供は一般化(規則性を類推している)をしているという内容でした。
一般化というのは、英語ではgeneralizationという単語を使っていました。
general(形容詞) 一般的な
generalize (動詞) 一般化する
generalization (名詞) 一般化
更に教材では、言葉を習っている子供の間違った一般化は、
incorrect (誤った)generalization
hasty (急ぎ過ぎた、せっかちな) generalization
という語句も習いました。
一つの単語が出てきたらいつも、名詞は?形容詞は?副詞は?動詞は?など単語の派生語を探してみましょう。
授業でもそこら辺を意識してやっていますが、覚えた一つの単語の派生形をいろいろ調べて知識を膨らませるという方法は覚える為に重要なステップですからやってみましょう。
あと、場所を変えて体験を増やすというのは合わせ技で有効です。
予習(自宅)、授業(学校)、復習(自宅)という3つの違う体験をするというの定石で昔からいわれていますが家で(家の人の前で)覚えたての事を言ってみる(復習の体験方法/場所を変えてみる)というのはとても有効です。
“ねえ、覚えたことをこれから言うから聞いていて?“とやるわけです。 ”立っている者は親でも使え“ って 乱暴な言いかたですが正に家の中でも家事他で忙しい親兄弟姉妹に協力してもらうという事です。
ぜひ、勉強法として試してみてくださいね!
西澤/立川C進学英語・ESLディベート担当