シンセサイザーがやってきた!
こんにちは、立川キャンパスの宇野です。
夏期講習も終わり、通常の進学授業が始まりました。
宇野は古文担当です。
外は35度の猛暑ですが、そんなの気にせず古文。
「あはれ」で「をかし」な文学を生徒とともに満喫いたしました。
こんな風にいつも古文を教えているので、生徒からは
「先生は家でも古文を読んでるんですか?」とか
「現代語より古語の方が得意ですか?」というご質問を頂きます。
いやいや、私も一応現代人です。
普段は現代語の本を読み、現代語で話してますよ。
スマホだって持ってるし、動画サイトも見るし、ゲームもしていますよ。
「古文教師=常に『あはれ』と『をかし』の世界に生きている」
は偏見でございますわよ(笑)
もちろん現代人らしい趣味もあります。
意外かもしれませんが、宇野は「音楽」が趣味です。
幼少期からピアノやギターを嗜(たしな)んでまいりましたし、
小さいころから洋楽が大好きで聞きあさっていました。
ちなみに、中学・高校は合唱部、大学は軽音サークルに所属していました。
軽音サークルで担当していたのはシンセサイザーです。
かなり意外な経歴でしょう(笑)
※なお、これらはただの趣味であり、どれも上手ではありません。
「ピアノ弾いて!」などの無茶ぶりをされることのなきようお願い致します。
ピアノとギターは見たことがあるし、音色もご存知かと思いますが、
シンセサイザーという楽器をご存知ですか?
キーボードと呼ばれていることもありますが、
ピアノみたいな鍵盤がありつつも、電子機材が搭載されており、
色々な音色が出せる楽器です。
音楽番組を見たらきっとバンドの中に存在していることに気づくでしょう。
大学生になって、なんとなく「大学デビュー」をしたかった私。
今までずっと合唱部だったから、軽音部にしよう。
今までずっと歌ってたから、楽器にしてみよう。
ピアノ弾けるからシンセサイザーもいけるんじゃない?
こんなふうに安易にはじめた楽器です。
しかし、シンセサイザーは私の青春の大事な相棒です。
塾講師のアルバイト代を全部つぎ込んで、
当時としてはかなり背伸びした金額で購入した日。
実はピアノとシンセサイザーは全く異なる楽器で、全然上達しなかったこと。
弾けな過ぎてバンドメンバーの前で号泣して練習から逃避行したこと。
はじめて人前で演奏したライブ。
上達しなさ過ぎてメンバーに申し訳なくなり、結局バンドを途中脱退した日から、
ずっと実家でほこりをかぶっていました。
弾きはしないけど、捨てたくない。売りたくない。大切な相棒。
そして彼は今、ここ立川キャンパスにいます。
このまま家で眠っているよりも、誰かに弾いてもらった方がいいかな、
と思いはるばる実家から運んできましたよ!
シンセサイザーなんてなかなか弾いたことがないかと思います。
ぜひ、私の大切な相棒を皆さんで活用してください!
なにしろ15年以上弾いてもらえる日を待っていた楽器です。
皆さんがカバーを空けてくれることを首を長くして待っていることでしょう。
著者近影 宇野
趣味:音楽