イヤな『梅雨』を利用して/6月の自然
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパスです。
「梅雨」
こんにちは!立川キャンパスの福井です。
6月6日から二十四節気の「芒種」に入り、
約1か月後、7月7日の「小暑」までを「梅雨」と言い日本列島では雨が続く時季です。
空気中の水蒸気が増え、ジメジメする季節。
気温が高く、しかも変化が多いと、ジメジメに加えて「線状降水帯」によるゲリラ豪雨が発生します。
中学校理科の「気象」分野、高校の地学の応用です。
実験することが難しく、覚えるのが大変な「気象」分野ですが、
実際に雨雲レーダーを見ながら梅雨やゲリラ豪雨に遭遇すると、
「あぁ、今まさに自分の上をバックビルディング型の積乱雲が通過しているんだなぁ・・・」
と、しみじみ感じることができるかと思います。
教科書・参考書を読んでいるだけではなかなか記憶できないことも、
その知識に関する「エピソード」を体験することでより強固に記憶することができます。
これは「エピソード記憶」と言い、覚えやすく忘れやすいと言われています。
ジメジメ、ムシムシして勉強に身が入りにくい時季ですが、
立川キャンパスで気象の勉強をした行き帰りや休日には、雨雲レーダーや天気図を見て、
気分転換しながら気象についての知識を深めてはいかがでしょうか・・・?
立川キャンパスの西澤です。
アカショウビン、、、
実は先週ネットの鳥類愛好家グループでめったに見られないアカショウビンを見ました!という投稿が流れてきました。 嘴が赤いカワセミの仲間です。 数年前に上野の動物園を訪れた時もガラス戸の中にいるアカショウビンを食い入るように私は見ていました。
アカショウビンは鳴き声が珍しくて“キョロロロロロー”と尻下がりに鳴きます。 いつか多摩川近辺の林を散策して出会えばいいなあと思っていますが、なかなかそうはいきませんね。 尻下がりに消えゆくようにキョロロロローと鳴く様子は、ちょうどセミのヒグラシがカナカナカナカナーと尻下がりに鳴くのに似ています。 なんとなく雰囲気がありますね。
ヒグラシかぁ、、、私の幼少期過ごした北海道は寒くて、津軽海峡で本州とは遮断されているので、好きな昆虫も魚もあまりいませんでした。 ヒグラシもミンミンゼミもカマキリもショウリョウバッタもカブトムシも札幌(石狩平野)にはいなかったので東京に移り住んで、関東が生き物の種類が豊富で嬉しい限りです。
聞いた話ではペットブームも一時よりもおさまりましたが、カブトムシの養殖をやっている人が北海道でも多く、個体が逃げ出して自然繁殖し、今では札幌の丸山公園(丸山動物園のある西の山側)ではカブトムシが結構いるそうです。
私もこの東京で林の木にブドウ酎ハイをかけたところ、1時間後にはカナブンや蝶、スズメバチに交じってカブトムシの雄雌オスメスが集まってきたのを目の当たりにし感動しました。
家の周りにはヤモリ、川端ではアオダイショウやヤマガカシ、水路まわりと藪ヤブでは、テンとハクビシンも見ました。
多摩地区は自然豊かですね。
西澤@立川キャンパス