生徒の発言
通信制 一ッ葉高校 立川キャンパスの瀬口です。
朝晩はだいぶ冷え込み秋の訪れを感じますね。単位認定試験も無事?終わり、
今週は前期最後のレポート授業になります。テストが終わってほっと一息入れたいでしょうが、
あと一週間なので、乗り切りましょう。
第6回の倫理では300字程度の記述がありました。皆苦戦しながらも書いていました。
なかなか300字など書く機会もないので終わった生徒はぐったりと疲れていました。
テーマは松本サリン事件と冤罪報道でした。この事件が起きたのは1994年のことなので、
今の高校生は生まれる前の事なので実感はないでしょうが、私は幼心に覚えています。
この事件は世界で初めて戦争状態にない国で化学兵器が使用された事件です。また日本での初めてのテロ事件です。また冤罪報道により、メディアリテラシーの重要性を再認識させるものでもありました。
化学兵器といえば、最近はシリアに化学兵器の使用疑惑が持ち上がっています。使用・保持していることが認められれば米軍は軍事行動も辞さないという姿勢を採っています。この話を生徒としていると、「でも、その攻撃で関係のない一般市民も犠牲になるんでしょ?」と言われました。確かにこれが戦争の真理であるなと気づかされました。なんとか軍事行動以外で事態の改善策を探すべきですね。
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパス 瀬口