立川キャンパス ブログ

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  1. はじめましての「文型」

    皆さんこんにちは

    通信制一ツ葉高等学校

    立川キャンパスの野口です

     

     

    「寒い寒い」と

    言っている間に

    そろそろ

    終わりの時期になりました。

    私は満開の桜より

    葉桜の方が好きです。

    見た目の美しさも

    さることながら、

    季節の移ろいを

    まざまざと感じて

    とっても風流だと思うのです。

     

    さて、新学期になり

    新しい授業が始まります。

    私も今年度は、文法や長文の

    授業を担当します。

    ここからは文法、

    今回はとりわけ「文型」

    の話をします。

    高校の英文法のテキストは、

    ほとんど「文型」で

    始まります。

    いわゆる、SVOCとか

    そういうやつです。

    中学校ではあまり詳しく

    勉強しないところなので、

    高校に入学してすぐに

    ここでつまずく人も

    多いでしょう。

    正直に告白すると、

    高校時代の私は

    文型を真面目に勉強して

    いませんでした。

    文型をやるより

    長文を読んでいた方が良い

    と思っていたのです。

    今の私からすると、

    「もったいないな~」

    と思います。

     

    文型を学ぶ最大のメリットは、

    英文の構造を理解できる

    ことだと思います。

    どんなに長い文でも

    どれほど難しい単語が使われた文でも

    高校英語の範囲では、

    5つのパターンに振り分けられます。

    そうすると、複雑な文の中でも

    どこが重要なパーツなのか

    が分かるようになります。

    どうしても読めなかった単語が

    実はそれほど重要じゃなかった!

    なんてこともあったりします。

     

    日本語ネイティブは

    文法をそれほど意識しなくても

    日本語を扱えます。

    日本人で、

    「この単語は自立語か付属語か」

    「活用があるかないか」

    など普段から気にしている人は

    ほとんどいないでしょう。

    それは、私たちが

    文法を学ぶ前に母国語として

    日本語を身につけたからです。

    多くの日本人は、英語を

    母国語として学んできていないので、

    構造を理解しておいた方が

    その後の学習がスムーズに

    なるのです。

    一度パターン化できてしまえば、

    その後に出会うほとんどの英文も

    同じように理解できるはずです。

     

    また、文型を理解することで

    単語の意味を予想しやすく

    なります。

    5つの文型には、

    必ずS(主語)とV(動詞)が

    含まれています。

    そして、どの動詞がどの型をとるのか

    なんとなく決まっているのです。

     

    例えば、

    第4文型といわれる

    S(主語)

    V(動詞)

    O(目的語)

    O(目的語)

    の形ですが、

    Vは大体「与える系」

    になります。

     

    型が分かれば、意味まで

    推測できちゃうなんて

    便利じゃないですか⁉

    文法を勉強し始めたころの

    私にとっては、

    目から鱗だったのです!

     

    新学期の授業でも、

    文法の初修は

    ここから始まります。

    ぜひ、恐れずに取り組んで

    みてください!

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    今年度の抱負は、

    「情報を逃さないこと」です!

    野口

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

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