椎名林檎は東京事変
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパスの高橋です。
受験日本史は通史が順調に進み、今日は「満州事変」から!
満州事変ってみなさん知ってます!?
なになに、知らないって!?
ぜひ知ってください!!日本と中国の関係。
むか~しむかし、1931年、中国の満州鉄道で爆発が起きます。
この満州鉄道というのは日露戦争によりロシアから日本が権利を譲り受けたもの。
それが、何者かによって爆破されてしまうのです。
お~、こわ。
当時、満州駐在の関東軍は、これを中国軍の仕業であるとし満州全域を占領してしまいます。
これを満州事変といいます。
でも本当は、この満州鉄道爆破事件、なんと、実は!!!
日本の陸軍が自作自演でやったもの。
まさかのJISAKU!!JIEN!!
まじかよ。
そのうえ、1932年には清の最後の皇帝を担ぎ出し、
満州国という国家までをも建国させてしまいます。
ここまでくると鬼や!!
トップが清の皇帝といっても、
その政府は日本の関東軍の命令に従う人達で固められていたので、
本当に形だけ。この満州国はほとんど日本の操り人形状態だったわけです。
もちろん中国も黙ってはいません。
中国は、これら日本の行動について侵略行為だ!
満州国なんて認めない!と国際連盟に訴えます。
国際連盟はリットン調査団を派遣、満州を調査させます。
その結果「中国の言うとおりだね。こりゃ、日本が悪いね」ということになります。
もちろんの結果。
でも日本はそんなことは認めず、国際連盟を脱退してしまいます。
こうやって、日本は一時国際社会から離脱していくんです。
こうやって歴史を追っていくと、どうして未だに日本と中国に軋轢があるか、
だんだんとわかってきませんか?
今を知る意味でも歴史を学ぶことはとても有効なんです。
嫌がらずに学んでね!
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパス 高橋