進化 Final
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパス 奈良です。
今日の理科総合Bでは生物進化の締めくくり、「人類」の誕生について学習しました。
海の中で誕生した生物が川に進出し腎臓・肺を発達させ、陸上での生活を始めました。
陸に上がった生物は、重力と乾燥に耐えうる姿、体質へと進化を遂げ、
2億年前には、恐竜・哺乳類が誕生しました。
しかし、巨大隕石の衝突による気候変動により恐竜は絶滅してしまいました。
そんな中、気候変動が起きた地球上でも地中で生活するなどして、絶滅を逃れた哺乳類。
それが人類進化への入り口です。
生徒の皆さん、前回学習した内容は思い出しましたか?
さて、人類の祖先であるチンパンジー・オランウータン(類人猿)はもともと木の上で生活していました。
しかし、地殻変動や気候の変化から草原で生活を始めます。
草原での生活を始めたばかりの人類の祖先は、肉食動物にとって恰好の餌食でした。
そこで、肉食動物から逃れるために、いち早く敵を発見するために、人類は立ち上がり、
遠くを見渡すことが出来ます。すなわち、これが「二足歩行」の始まりです。
立ち上がることで手が自由に使えるようになり、脳が発達し、道具を使うようになりました。
さらには、脳の発達、声帯の発達により言葉によるコミュニケーションをとれるようになったのです。
これが我々人類(ヒト)の誕生です。
「チンパンジーと私たち人間とは遺伝子にどのくらい違いがあるでしょうか?」
との質問に、生徒から、「20%」くらいかな、との答えが・・・。
実は 1%か 2%しか違わないのです!!!!
すると、生徒からは驚きの声があがっていました。
そんな遺伝子について、次週、学習します。
来週また生徒の皆さんの元気な顔を見られることを楽しみにしています。
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパス 奈良