防災教育を考える②
通信制高校 一ツ葉代々木キャンパスの矢島です。
現代社会の授業で「防災教育」の勉強をした生徒からの感想を紹介したいと思います。
「3.11の時に、釜石市の子どもたちがどんな行動をしてたかを知って、子どもが学校で教わったことを素直に行動できるのがすごいなって思った。
自分たちよりも上の世代の人は、地震が来ても逃げないっていうことが、沢山の命に関わるのは怖いことだし、まず逃げることができる子どもが増えていかなきゃいけないと思った。」(3年生・女子)
「3.11であれだけの被害を目の当たりにしても、私には防災意識というものがまるでないことに気がつきました。
東京で3.11の岩手県や宮城県のような津波を受けることは考えにくいけれど、今日学んだように、自然は想定以上であるということを常に胸においておこうと思います。
防災教育の成果が、あれだけ顕著に子どもたちの生存率に出たというのは、単純に感動したし、本当に素晴らしいと思いました。
今日帰ったら、家族と災害が起きた際の対応について、自分の意志を共有したいと思います。」(3年生・女子)
「ちょっと深いと思ったのは、一人ひとりが自分の命に責任を持つということ。自分の命は自分で守る、それは常識だと思うけど、そううまく世の中はできていないから、いつ自分の命を落とすかもしれない。
もしかしたら、今日事故で死んでしまうかもしれない。しかし、それも運命なんだと思う。今日の勉強を生かして、万が一地震によって津波が起きても、大丈夫な自分であるようにしたい。」(3年生・男子)
通信制高校 一ツ葉代々木キャンパス 矢島