矢島のジョーク道場vol.1
通信制高校 一ツ葉代々木キャンパス 矢島
私事で大変恐縮なのですが、私には、「気に入ったジョークをノートに書き溜めておく」という趣味があります。
なぜなら
「笑いは健康にいい!」
「笑うと頭が良くなる!」
という研究結果が、最近の調査で分かっているからです。
詳しくは、中島英雄さんという医学博士の本がありますので、そちらを読んでいただければと思います。
とにかく、笑うと人間の体にいいことばかりなんです!
・・・な、何ですか?その疑わしい目は??
じゃ、じゃあ、これならどうですか!?(笑)
ノーマン・カズンズという方は、膠原病(こうげんびょう)という難病にかかりました。
しかし、彼は薬の投与を拒み、ビタミンCのみの投与と、毎日朝から晩までコメディ映画を見続けるという生活を続け、半年後に退院したのです。後に彼の体験は、『笑いと治癒力』という本で出版され、瞬く間にベストセラーになるのです!
・・・どうですか!
これで信じていただけましたか!?
それでは、本題に移ります。
「ジョーク」と一口にいっても、様々なタイプで人を笑わせるジョークがあります。今日はその中でも、「ウィット」の強いジョークをいくつか紹介したいと思います。
「ウィット」とは、「人を刺す笑い」とも称されます。
つまり、どことなく人を風刺したり、からかったりするような感じの笑いです。
「攻撃的な笑い」であるともいえます。
そんな「ウィット」を含んだジョークで、僕が好きなのがこちらです。
「死後の世界って、とても素敵なところみたいだね。だって、そっちに行った人は、誰一人としてこっちに戻ってこないもの。」(アメリカのジョーク)
なんともブラックで風刺が利いてると思いませんか!?「それって不謹慎じゃないの?」とも思えるような、危険なジョークです。
でも、このジョークには、今まで死んだ人たちをからかっているようで、すべての死者を暖かく包み込むような優しさがあります。
もう一度、よーく読んでみて下さい。・・・どんな人たちも必ず死を迎えます。たとえ幸せであっても、そうでなくても、死という瞬間は必ず訪れます。
どんな死に方であれ、このジョークには、「結局死んだらみんな同じだよ」というからかいと、「死後の世界は明るいかもしれない」という希望の両面を併せ持っているのです。
こういう、深くて面白いジョークを、これからも紹介していきたいと思います。では、今日はこの辺で失礼します!
通信制高校 一ツ葉代々木キャンパス 矢島