代々木キャンパス ブログ

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  1. 1週間お疲れ様でした!

    通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパスです。

    「がんを抑制する遺伝子」

    こんにちは、羽鳥です。
    今日は、がんを抑制する遺伝子の話題です。

    生徒のみなさんは、自分の体がどのように成り立っているか知っていますか?
    たとえば、どのような物質で身体が作られているのか、
    どうやってエネルギーを作っているのか、などです。
    自分の身体のことですが、改めて聞かれると知らないことは本当にたくさんあると思います。
    以前にもブログで書きましたが、
    私たち人間は核を持つ細胞がたくさんくっついて体を作っている、多細胞生物です。
    細胞の中にある核の中に遺伝物質であるDNAが入っていて、
    DNA上には遺伝子と呼ばれる遺伝に関わる部分が点在しています。

    今日ご紹介するニュースは、特定の遺伝子ががんを抑制するかもしれないというテーマです。
    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170605-00000048-asahi-sci
    この研究では長寿の人に注目してDNAを調べ、
    がんの転移や骨の形成にかかわる遺伝子に特徴が見つかったそうです。
    生物基礎を勉強した人はわかると思いますが、
    遺伝子は塩基配列で特定のたんぱく質を指定します。

    この遺伝子はテトラネクチンというタンパク質を作るのに関係し、
    このタンパク質はがんの転移を抑えたり、
    しっかりした骨をつくったりしている可能性があるとのことです。

    この研究が進めば、長寿の秘密が明らかになるとか、
    より健康に生きるにはどうすればいいかがわかるかもしれません。
    遺伝に関わる分野は、まだまだ研究することがたくさんあって楽しいですね。
    みなさんも読んでみて下さい、では。

    「なぞかけの仕組み」

    安藤です。

    なぞかけの続きです。
    なぞかけの基本は、お題から「その心は」を連想し、
    お題からできるだけ離れた「と解く」を考えることです。
    ポイントは、考える順番と答える順番を変えるということです。

    たとえば、さっきの例で考えると、「ミニスカート」というお題が出たときに、
    いきなり「結婚式のスピーチ」で解こうと思うわけではありません。
    まずは「ミニスカート」に関連する言葉を並べていってそこから「解く」ものを選ぶのです。
    まず、「ミニスカート」というお題からイメージするものを挙げていきます。
    「女性がはく」「冬は寒い」「短いほど喜ばれる」などです。
    この例では「短いほど喜ばれる」を選びました。

    次に、この「短いほど喜ばれる」ものは何かという観点からイメージをふくらませます。
    「女子高生のスカート」「校長先生のお話」「結婚式のスピーチ」というかたちです。
    このとき、お題と「と解く」のイメージの差が大きいほど面白い答えになります。
    「ミニスカートとかけて女子高生のスカートと解く」だと、
    「短いほど喜ばれる」という答えがお客さんに読まれてしまうのに対し、
    「結婚式のスピーチと解く」だと、お客さんに読まれないからです。
    むしろ、関係なければないほど「なんだろう?」というお客さんの関心をひきつけます。

    このように、「①お題→②解く→③その心は」という答える順番ではなく、
    「①お題→③その心は→②解く」の順番で考えることにより、
    お笑いの素養がない人でもなぞかけを考えられるようになります。
    頭の体操に役立ちそうなことが伝わってきたでしょうか。
    来週のテーマは「ダジャレ」です。
    お楽しみに。

    通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパス

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