ブームにあやかる
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパスです。
『ひっそりと活動中』
最近はたくさんの生徒がブログネタを自ら率先して提供してくれる代々木キャンパス。
本日も休み時間や放課後に楽しいひと時を過ごしていました。青春ですね。
そんなわけでこんにちは。梶田です。
ここ数日、代々木キャンパスでひそかにブームになっているものは将棋!
世間で話題になっている中学生棋士・藤井四段の影響ですかね。
梶田は将棋のルールがあまり分かっていないので、安定のカメラマンです。
勉強しなくては。今日も昼ごはんを食べるのを後回で、白熱していました。
メンバーがころころ代わっていた気がするのですが、
果たして勝負はついたのでしょうか。
ところで、藤井四段でもう一つ話題になっていることがありますよね。
そう、「勝負飯!」
皆さんはここぞという時に食べるものはありますか?
よく受験に勝つなどの験担ぎで、勝負前にカツを食べるなんてものはありますが、
梶田の勝負飯は背油たっぷりの濃厚ラーメン!!
美味しいラーメンを食べて気合いを入れます。
ちなみに代々木キャンパスは、活動不定期のラーメン部があります(笑)
そのラーメン部の自称顧問として宣伝。
ラーメン部の活動に興味がある生徒は、部長のTくんに相談してみてください。
『満月の泥枕』
代々木キャンパスの副島です!
諸事情により、自家用車を修理に出したら、ゴーカートのような代車が来ました(笑)
オーディオはカセット仕様。
何故か一本つけてくれていますが、壊してしまいそうで聴けません(苦笑)
さて、先日、直木賞作家、道尾秀介さんの新作『満月の泥枕』という作品を読みました。
450ページほどの長編で、話の展開も含め一冊で2冊分楽しめる内容になっていました。
主人公は二美男(ふみお)という男性なのですが、
道尾さん曰く「これまで書いてきた作品の中で一番好きな主人公」とのこと。
生活力がなく、だらしのない、いわゆる「ダメ男」なのですが、人情に厚く優しい。
求人力のある人柄は確かに惹きつけられるものがあります。
読書が苦手。という生徒も多いですが、
人生の機微や哀愁を学ぶには、本を読むのはとても有効だと思います。
自分の人生は一度きり、
出会う人間の数も限られていますが本の中の世界は無限の出会いと、
人生が繰り広げられています。
「こういう人いいなぁ。」「こういう人生送ってみたい。」もさることながら、
「これはだめでしょ。」という反面教師も含め、
できるだけ多くの人生談に触れることをお勧めしたいです。
色々と悩みの出てくる年代だとも思います。そんな時に寄り添ってくれる。
生きるヒントをくれる。それも読書なのではないか。と思っています。
さて、話戻って、道尾さんのミステリーでは、
時に「トリックではなく、人の心が事件を起こす」設定の作品が登場します。
今回もその類の作品で、特段派手なトリックが出てくるわけではないですが、
登場人物たちの心の動きが誤解や猜疑心を生んで大きな事件になっていく・・・。
そんなストーリーです。
道尾さんの文章は読みやすく綺麗なので、
国語の読解力をつけるという点でもおすすめです。
単行本なのでちょっと重いですが、是非ご一読くださいな。
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパス