12月スタート
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパスです。
「テラフォーミングした火星で植物を育てよう」
こんにちは、羽鳥です。
今日は、火星で植物を栽培する方法を模索しているニュースをご紹介します。
テラフォーミングとは、惑星を人間が住めるように改造することを指します。
映画や漫画の題材にも時々なっていますね。
太陽に対して地球の外側にある火星は、
太陽系内では一番テラフォーミングに適した惑星だと考えられています。
1日の自転周期が地球とほぼ同じで、地軸の角度の傾斜も地球と近いため四季があります。
ただ、太陽からの距離が地球より遠いため、気温を上げないと住めないそうです。
また、食料確保するために大地も植物がきちんと生える環境にしなければなりません。
この記事では、火星の土を模倣した土壌で、ミミズが育ったという研究を紹介しています。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171201-00010000-nknatiogeo-sctch&p=2
ミミズは、土壌を豊かにしてくれる最高の生物です。
土の中を適度に撹拌し、
動物の死骸や植物の根などを細かくして微生物が分解しやすくしてくれます。
この研究では実際に火星の土を使ったわけではありませんが、
もっと正確な土壌の研究ができれば火星で植物を育てられる日がくるかもしれません。
興味があればリンクを見てみてくださいね、では。
金曜担当のアンディです。
ネタの構成をどうするかを考えるために、「起承転結」とは何かを整理しなければなりません。
非常にやっかいなのは、「起承転結」という言葉です。
高校までの学校教育では「文章は起承転結で書く」という考え方が今でも根強く残っています。
しかし、受験小論文をはじめとするロジカルな文章の業界ではまず目の敵にされる言葉です。
「『起承転結』はそもそも漢詩をはじめとする文芸の型であり、
ロジカルに書かなければならない小論文をその型で書いてはいけない。
まずは結論を述べるべきだ」という書き方をされるのです。
さらに、社会に出てからも
「起承転結で文章を書くな! 『結』から書け!」という叱られ方をされることもあるようです。
一方で、小説の書き方をはじめとするクリエイティブ・ライティングの世界でも、
指摘されないままお荷物になっています。
具体的には、「序破急」と何が違うのかという問題です。
起承転結の言葉から考えると、
「起承」は「序」と同じだから「承」は不要なのではないかということです。
実際、けっこう多くの「書き方」本では「序破急と同じ」というまとめられかたをしています。
それでは「起承転結」は廃止されるべき文章構成なのでしょうか。
この点について、来週、お笑い学校の「トーク」の授業をもとに考えてみたいと思います。
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