無事之名馬
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパスです。
「残すところ1ヶ月」
昨日自宅近くの映画館で、最近公開された「羊の木」という映画を観て来ました。
サスペンスで割と怖い内容だったことに加え、
ド田舎のレイトショーで客が自分一人しかおらず、途中から顔を背けながら観ていました。
仲村もこういう可愛いところあるんやで~
そんなわけでこんにちは。仲村です。
今日は2月9日。
3年生はちょうど1ヶ月後に卒業式を迎え、一ツ葉高校を巣立って行きます。
全く持って実感がないのは、卒業生のみなさんのみならず我々職員も同じです。
当たり前のように顔を合わせていた日々も、
残すところ数える程度の日数だと考えると寂しいものです。
2月は28日までしかないので、残りの1ヶ月はあっという間に過ぎていくことでしょう。
大事に1日1日を過ごして行きたいものですね。
そういえば今日、3年生のRさんが4月からの新生活に向けて、
スーツや靴、カバンなどを買い揃えてキャンパスに登校してきました。
2カ月もしないうちに社会に出るなんてなかなか想像しづらいと思いますが、
しっかりと1日1日を歩んで行って欲しいと思います。
考えてみると高校を卒業したばかりの人間が、即戦力になんてなれるハズないんです。
中には例外があるかもしれませんが、多くの場合はそうではないでしょう。
そうした時に思い出して欲しいのが、「無事之名馬」という言葉。
「能力が多少劣っていても、怪我なく無事に走り続ける馬は名馬である」
という意味なのですが、この言葉は本当に勇気を与えてくれます。
最初はツラくたって、地道に努力を続けられることも「才能」のひとつ。
いくら大きな能力を持っていたとしても、
それを実際に使うことが出来なければ宝の持ち腐れになってしまいます。
自分が他の人よりも劣っていることなんて当たり前です。
大事なのはそのことに折れずに走り続けていくことだと思います。
走り続けましょう。
今日はこのへんで。それでは。
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパス