続・スクーリング
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパスです。
「熊本スクーリング 本章①」
皆さんが楽しみにしていた熊本スクーリングの続き。
2日目ー!!わぁー☆
本日は晴天なり。
と言いたいところでしたが、残念ながら降水確率90%。
いや、でも小雨!いけるか?
初日の疲れでぐっすり眠った生徒たち。
まずは朝食をとって、集合!田植えです。
バスで目的地に到着すると、「お、雨やんでる!」
早速、裸足になってレインコートを装着。
入水。ドボン。
「キャー」
「ひぇー」
「マジ、無理―!」
と、この世の終わりなのかレヴェルの悲鳴と奇声が聞こえましたが、
なんだかんだ生徒は笑顔。
田植えをレクチャーしてくださった、地域の方々がロープを持って、
そのロープに沿って苗を植えていきます。
今は、機械で田植えをするとことが多いけれど、
一つ一つ苦労して自分たちで植えていく、
そしてその苗が米になって、皆さんの食卓へ。
生徒たちは「この苗がちゃんと育つといいな♪」
と、食への関心が深まったもよう。
心配していた雨も、途中の小雨程度で済みましたね!
やっぱり梶田は晴れ女なんだね!
さて、無事に田植えも済んだところでお待ちかねの本校へ。
まずは体育館で昼食です。
働いた後のご飯って最高―!
そして、体育館スポーツ。
まずは全員で体操です。
おぉー!みんな真剣。
その後、男子はバスケ、女子はバドミントン&バレーで体育。
男子のバスケは白熱しており、実は元バスケ部だったIくんは大活躍。
女子はバレーのコーチ役が現れ、青春のごとく盛り上がる。
あっという間に時間が過ぎました。
そして、次は座学です。
今回は、「世界一大きな授業」
テーマは識字。
世界で、小学校に通えない子どもは6100万人。
読み書きができない大人は、7億5000万人。
戦争や貧困。教育の機会が与えられなかった人々が多くいます。
日本人の識字率はほぼ100%。
私たちは、恵まれた環境で勉強できています。
まず、字の読み書きができないと何が起こってしまうのか。実験です。
「あなたのお母さんが高熱を出して寝込んでいますが、
この村には医師はいません。
学校の先生がいつも薬を分けてくれますが、不在。
棚には3つの液体が並んでおり、
それぞれにラベルが貼ってありますが、あなたは字が読めません。
さぁ、どれを選びますか?」
ラベルには生徒が知らない言語で
「①毒(ネズミ用)」「②熱冷まし」「③栄養」と書かれています。
3つのコップにはそれぞれ、
「①塩水」「②砂糖水」「③普通の水」が入っています。
それぞれのグループが話し合って、結論。
代表者に試飲してもらいました。
さぁ、結果は?
まさかのニセSくん登場で盛り上がる(笑)
自分たちの環境の再認識、そんな私たちが世界に向けて何ができるのか、
皆で意見を出し合い、話し合うことができました。
そんなわけで、身体を動かし頭をつかった2日目。
夕食を取ってUNOして、人狼して、3日目に備えて眠るのでした。
つづく。
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパス