代々木キャンパス ブログ

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  1. 多面的にものを見る

    通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパスです。

    「言葉は世界を切り分ける」

    どーも!
    滝沢です。
    12月も半ばです。
    そろそろインフルエンザが猛威を振るい始める
    と思います。
    体調を崩さないようにがんばっていきましょう。

    さて、タイトルにもあるように
    先日、現代文の時間に
    『言葉は世界を切り分ける』
    を行いました。
    その中で
    言語は連続的で切れ目のない世界に対して
    線を引き、世界を切り分ける。
    人は当然ながら無意識にそれぞれの母語の
    言葉での区切り方があたりまえで、
    最も自然な世界の分割の仕方だと思っている。
    こんな記述がありました。

    読んでみて、確かにその通りだなぁと感じます。
    文中では母語と外国語での話をしていますが、
    個人間においても差があるように感じます。
    以前、ブログでステラ・ルーは何色か。
    という話をしました。
    灰色、紫で意見が割れましたが、
    どこからが灰色でどこからが紫かは
    おそらく人によって異なると思います。
    そう考えると同じ「紫」だとしても
    思い浮かべる「紫」は人によって異なる
    のでしょう。
    これが誤解の一つの原因なのかもしれません。

    少し話は変わりますが、世界の見方という点で
    この考え方は応用できるような気がします。
    私達は自分というフィルターを通して世界を観ています。
    そのフィルターは価値観と呼ばれるもの
    なのかもしれません。
    私達は自分のフィルターを通した世界が
    普通だと思いがちです。
    しかし必ずしもそうではないのかもしれません。
    例えば、事故にあって腕の骨を折ったとします。
    この時、みなさんはどう考えますか。
    「腕を折った、最悪」と考える人もいれば
    「生きてて良かった、ラッキー」と思う人も
    いると思います。

    同じ出来事でも感じ方が異なるわけです。
    ここで私が言いたいのは「どっちがいい」
    とかって話ではないです。
    「様々な考え方がある」ということを
    わかってほしいと思います。
    一つの考え方しかできないのと他の考え方も
    あると知ったうえで一つの考え方を選ぶのは
    大きく異なると思います。

    今後生きていく上で、そういった力は
    必要になるのかなぁと個人的には思っています。
    生徒にはぜひ多面的に物事を見てもらいたい
    と思います。
    こんなことを書いていたらマンガ『BLEACH』
    のキャラクター
    である平子真子の言葉を思い出しました。
    「気持ちは汲んでも顔色は窺ったらあかん」
    実際はもう少し長かった気がしますが
    確かこんなことを言っていたと思います。
    前にも紹介したような気がしますが、
    まあいいや。
    相手のことを考えつつ、
    自分らしい選択をしたいですね。
    語りすぎましたね。
    それでは!

    通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパス

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