学ぶことの意義

2023年5月23日

通信制　一ツ葉高校　代々木キャンパスです。

お久しぶりです。柴田です。

昨年の後期から週２回代々木キャンパスに
来ておりましたが、
今年度は火曜日に出勤しています。

今学期はレポートの論理国語の授業と
大学進学コースで英語の標準の授業を
担当しております。

もちろん新入学生を迎えたこともありますが、
週に１、２回登校する生徒もいるために、

今学期に初めましての生徒も何人かおり、
新鮮な気持ちです。

論理国語の文章ですが、毎回「そうなんだ」
と感心させられることが多いです。
ついつい問題をこなすだけになってしまう
と思いますが、ぜひ文章としても
丁寧に読んでみて欲しいです。

今回の論理国語で『学ぶことと人間の知恵』
が扱われていましたが、
学習の意義について再確認させられました。
普段は大学進学コースの指導をしているので、
学習の目標は当然大学合格です。
しかし、それ以外の意義があると知ったら
学習意欲も出てくるのではないでしょうか。

ここからは『学ぶことと人間の知恵』の内容
を簡単に紹介します。

学習したことを忘れてしまい、
「それって勉強する意味ってあるのかな」と
思ったことがある人も多いと思います。
私自身も大学受験を終えておよそ１０年、
「何を覚えているんだろう」と不思議になる
ことも多々あります。
「これを勉強して何になるんですか？」
と言う声も多々聞いてきました。

私たちの知識は無くなったのではなく
脳に蓄えられていると言うことでした。
「わからなかったけど聞いたら思い出した」
という経験は皆がしたことがあると思います。
知りたいときに使える知識を蓄えることが
勉強することの意義ということでした。
その他にも、物をよく考える時に使う知恵、
物事を決めるときに使う知恵を蓄えていく
ためにも学ぶことは必要だということでした。

要するに、困難な問題に立ち向かった時に
自分の持っている知識が多い方が物事を
多方面から考えて、解決につながる可能性を
高められるということです。

「これって将来役に立つの？」と思うこと
これからも出てくると思います。
もちろん大学受験には直接つながりますし、
知識を応用して将来に役立つことがきっと
あるということです。
いつかの将来のためにも
使える知識を増やしていきましょう。