漢検ロード第10章「成り立ちを学べ!」
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパスの矢島です。
毎週水曜日と金曜日に開催している「漢字検定講座」。
本日も、多くの生徒が進んで授業に参加してくれました。
特に受験生の意欲は高く、一番前の席を陣取って、
仲間と点数を競い合ったりしていました。
いつもは漢字の「読み」や「書き」を中心に勉強するのですが、
今回は授業の冒頭で、「漢字の成り立ち」に関する興味深いエピソードを紹介しました。
ここで問題です!!
「たくさんの鳥が木に止まっている」という意味を持つ漢字一文字を答えてください。
…皆さん、わかりましたか?
正解は、「集」という字です。
この漢字には、「隹」という部首が隠れています。これは「ふるとり」という部首です。
「ふるとり」とは、その名前の通り、鳥に関係する漢字によく見られます。
「雀(すずめ)」や「隼(はやぶさ)」などの鳥の名前にも、「ふるとり」がありますね。
つまり、「集」という字は、木の上に鳥が止まっていることを表しているのです。
このように、一口に漢字といっても様々に成り立ちがあります。
そのエピソードは、時に私たちに意外な驚きを与えてくれるのです。
皆さんも、ぜひ身近な漢字からでもいいので、面白い成り立ちのエピソードを調べてみてください。
もしかしたら、「日本人で生まれてきてよかった!」と思えるほど、
面白いエピソードと出会えるかもしれませんよ(笑)
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパス 矢島