2020年度卒業生へ
通信制高校 一ツ葉高校 熊本キャンパスの西田です。
今日はいきなり本題に入ります。
2020年度卒業生の皆さん!本当に本当に卒業おめでとうございました!
何かと大変な1年でしたが、10日前の3月2日火曜日。
無事に卒業式を挙行できたことを嬉しく思っています。
本当に皆見違えるほど立派でしたね。
今更?と思われた方もいるかと思いますが、少しばかり余韻に浸っていました。
通常であれば福岡にて執り行われる卒業式。今年度は熊本単独開催となりました。
お陰様で普段絶対しないであろう役割を担うことになり、音読や登壇の練習等大変でしたね。
毎年答辞や最後の校歌で一泣きしている私。
今年は閉式の辞を述べるために、涙をこらえるのに必死でした。
その為、数年前の卒業式ではもっと泣いてましたよね?と保護者より突っ込まれる始末。
今年に思い入れがないと言わけではなく、成長の証ということでお願いいたします。
最後のHRでは10日ほど考えた割にほとんど伝えきれず。
歳を取る度説教臭くなる部分は反省です。このあたりの部分も今後成長していきます。
ということでこの場をかり、伝えられなかった部分も含め改めて言葉を送ります。
改めて卒業おめでとうございます。
高校生生活どうでしたか?数人で始まった2020年度卒業生。
次第に仲間が増え結果40名を越えることに。
3年から3か月と在籍期間はそれぞれですが、一ツ葉高校を卒業したことに変わりはありません。
まだまだ認知の浅い通信制高校ですが、その学び方はいつしか主流になると思っています。
誇りをもって巣立ってくださいね。
積極的に入学した生徒もいれば悩みに悩んで入学した生徒もいるでしょう。
もしかしたら壁にぶつかって仕方なく入学した生徒が多いかもしれませんね。
でも一ツ葉高校への入学は決して無駄なものではなかったはずです。
人生楽しいのも辛いのもこれからです。自分らしさを忘れず、人生に挑戦し続けてくださいね。
そして一番大切にしてほしいことは出会いです。
ちなみに私は出会いのおかげで今の私があると思っています。
長くは言いません。心の奥底にしまっておきましょう。
入学時に思い描いていた通りの進路が決まった生徒。そうでない生徒もいます。
どの道が正しかったかは、多分一生分かりません。結局その道で一生懸命過ごすしかないわけです。
またどの道に行っても必ずいいこと悪いことあります。
物事は表裏一体。この言葉も最近好きな言葉です。
自由や権利の裏には義務があり、好きの裏には嫌いがあります。
全てにおいて見極める力も必要です。今後養っていってくださいね。
まだまだ伝えたいことがあったような気もしますが、涙ながらに書くと忘れてしまいがちです。
また思い出したら追記しますね。
最後に保護者の皆様へ。
もしかすると生徒本人以上に悩み苦しかったご家庭もあるかと思います。
しかしまずは一段落。本当にこの日を迎えることができおめでとうございます。
式後に様々お言葉をいただき、今後の励みになりました。
ただ、一つ言えることは私たち教員は背中を押してあげたに過ぎません。
今年度の卒業生は頑張り屋が多く、常に刺激を受け続けたのは私たちの方だったかもしれません。
全て生徒たちの力です。存分に褒めてあげてください。
そしてこれからも生徒たちの良き理解者であり、良き指導者であり続けてください。
とは言え子どもは親の言うことをあまり聞きません。
先生生徒の関係も一生もの。そんな時は遠慮なくいつでもご連絡くださいね。
では本当に最後にします。
私たちの今後の楽しみは、卒業生の活躍!ではなく今何やっているかなといった情報です。
そこに良い悪いは全く関係しません。ですのでいつでも戻ってきてくださいね。
そしてその時はたくさん話をしましょう。
2020年度卒業生の今後の人生が光り輝くものでありますように☆遠くからずっと祈り続けています!
また会える日を楽しみに待ってまーす。
通信制高校 一ツ葉高校 熊本キャンパス 西田