立川キャンパス ブログ

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  1. 「オノマトペ」

    「オノマトペ」

     

    どーも、滝沢です!

    暑くなったり、寒くなったり、雨降ったり
    地球さんもお疲れなんですかね。

    みなさんも体調には気を付けよう!

    さて、先日、国語表現の授業の時間に
    オノマトペを扱いました。

    オノマトペは
    雨がザーザー降る
    の「ザーザー」や

    キラキラ光る
    の「キラキラ」などの
    自然界の音・声、物事の状態や動きなど
    を音で象徴的に表した語のことです。

    私たちは日常的にこのオノマトペを
    使っていますがその使い分けについて
    意識したことはあまりないと思います。

    そんなわけで今回は
    『くらべてわかるオノマトペ』
    という本を参考に、少しでも
    言葉に対する意識を持ってもらいたく
    授業を行いました。

    実際に授業で扱ったもの
    を紹介します。

    「くたくた」と「へとへと」
    ではどちらの方がより疲れていると
    思いますか。

    実際に生徒に聞いてみたところ
    意見が分かれました。
    「くたくた」の方が動けない感じ、
    「へとへと」のほうが気が抜けている
    など様々な意見が出ました。

    みなさんはどちらのほうが
    より疲れていると感じますか?

     

    辞書には
    「くたくた」
    疲労でぐったりしたさま

    「へとへと」
    疲れきってすっかり力が抜けて
    しまうさま。

    と書かれています。
    「疲れきって」とあるので
    「へとへと」の方が疲れている感じは
    しますがなんとも言えないですね。
    どちらのほうが疲れているかは
    厳密には定義されていないと
    思います。

    では、もう一問。
    「ドキドキ」と「キュンキュン」
    ではどちらのほうが恋してますか。

    これも意見が割れました。
    「ドキドキ」の方が重たくて
    「キュンキュン」は軽い感じがする。

    マンガで恋する瞬間は「キュンキュン」
    が多いような気がする。

    などなどたくさんの意見が出ました。

    うーん、難しいところですね。
    個人的には最初は「キュンキュン」で
    そのあと「ドキドキ」なような気もします。
    「ドキドキ」は「恋」というより「愛」
    のような気もします。

    あんまり語っても仕方ないのでこれぐらいに
    しておきましょう。

    大切なのは違いについて考えてみてほしい
    ということです。
    普段当たり前に使っている言葉でも
    人によってその使い方、イメージは異なっている
    と思います。

    ただ読んで書くことだけが国語
    なのではなく、こういうことを考える
    のも立派な国語だと思います。

    生きてる限り「言葉」から
    離れることはないでしょう。

    普段から言葉に対するアンテナ
    を張っておくと多様な表現が可能になると
    思いますよ!

    学びはそこらじゅうに転がっています。
    楽しみながら学んでいきましょう!

    昨年度の授業の様子です

    それでは!

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