眠れる森の可能性
こんにちは、立川キャンパスの宇野です。
突然ですが私はよく夢を見ます。
正確に言えば、夢を見ているという認識が一般の人より強いようです。
起きた直後は覚えているのですが、時間が経つとたいていの夢は忘れてしまいます。
しかし、たまになぜかはっきり覚えている夢があります。
ただのサラリーマンの主人が、なぜか漢文訓読調の立派な文章をしたためてきてびっくりする夢
→この日は授業で漢文訓読調の文章を扱っていました。
兄と格闘ごっこで遊んでいるうちに、なぜかチーターになり、頭突きで兄を倒そうとする夢。
→この日は兄とラインをやり取りし、かつ寝る前に絶滅したとされる野生動物を発見するというディスカ○リーチャンネルを視聴していました。
ちなみに残念ながら宇野が頭突した先は兄ではなくベッドのフレームだったため、悶絶しながら起床しました。
犬を離島にある動物病院に連れていき、なぜか獣医さんに「宇根さん」と呼ばれ憤慨し帰宅。
帰宅先は今は亡き祖母の家で、祖母に心配してたのよ、と号泣される夢。
→この日は飼っているインコをそろそろ病院に連れて行かなければと思っていました。
そして宇野という名字はよく聞き間違いをされます。
そして寝る前にお婆さんが孫に久しぶりに会うドキュメンタリーを視聴していました。
いかがでしょう。
青春時代の夢、小説家を今から目指せるのではないかと錯覚するほどの想像力(笑)
しかも、このオリジナリティあふれるストーリーは全て現実に起きて、大して気にも止めていなかった現象を紡ぎ合わせ、展開させて完成しているのです。
寝ている間にも脳みそはフル稼働していて、その日あった情報を整理している、とよく聞きます。
意識していない細かな現象も無意識の中にはちゃんと存在する。
そして寝ている間にそれらは全て整理され、生存に必要な情報として脳のどこかにストックされていくのでしょう。
その過程で発生する情報の錯綜を、私は夢という形で垣間見ているのかもしれません。
脳は宇宙。
一人ひとりが宇宙を頭に抱えて生きているのです。
たくさんの可能性を秘めて、オリジナリティとエキセントリックと得体のしれないパワーを秘めて、頭蓋骨に収まっているのです。
我々はもっと自分の可能性に自信を持っていいのかもしれません。
だって平凡な宇野の中にもこんなに想像力豊かな世界が広がっているのですから。
そして、この可能性の源である脳を大切にしたほうがいいのかもしれません。
つまり、よりよい睡眠をとろうとしなければならない。
難しいかもしれませんが、できるだけ適切な時間、脳みそを起きている時とは違う世界で活動させてあげましょう。
そうしたら、眠れる脳の一部がメキメキ動き出し、新しい世界が拓けてくるかもしれません!