「作文」を作るときの注意点
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパスです。
こんにちは、立川キャンパスの橋本です。
最近長袖を出しましたが、
気温が30度を超えてきたのでまた畳んでしまいました。
※もちろん華氏ではなく摂氏の30度です
(華氏30度は摂氏で-1℃くらいです)
ベランダに目を向けると
耕して新しい種をまこうと思ったプランターから
わさび菜らしき芽が生えてしまっていて
園芸部的には困っております。
いかがいたせばよかろうか。
橋本
わさび菜とからし菜とからし種は似ていますが
からし種だけが聖書に登場します
なおカラシニコフは武器です
さて、今日は福井先生から小論文・推薦入試についてのお話。↓↓
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こんにちは 立川キャンパスの福井です。
9月~10月の時期は大学の総合型選抜や学校推薦型選抜試験が始まり、
受験の学年の方は推薦書や小論文、面接、プレゼンテーションなど、
文章を作る必要が増えてくる時期です。
それに対応して、先生方は色々な文章を添削する機会が増えてくるわけですが、
多くの生徒に共通するパターンがあるので、そちらをご紹介しようと思います。
生徒の皆さんは文章、特に数千字にわたる長い文章を書く機会が少ないため、
どう書いたら良い評価をもらえるのか、分かっていない方が殆どです。
その中で必要文字数を稼ぐために、難しい言い回しや
やたらと長い専門用語を使ったりしてしまうパターンが非常に多く見られます。
しかし、こういった難解な言葉、ヨコ文字、専門用語を多用した文章は、
読み手の印象をかえって悪くしてしまうという事が分かっています。
例えば、「このアジェンダについて~」「それってエビデンスはないよね?」
「ASAPでお願いします。」
「軽量コンセンサスプロトコルによるアベイラビリティ解析」
みたいな言い回しです。
実は、書いている内容や自分に自信が無いと、
より周囲からの評価を気にするあまり、こいうった難解な表現を多用しやすいという事が分かっています。
では逆に、どういう「論文」が好まれるかというと、
「ストーリー性」がある文章で書かれた論文が好まれることが分かっています。
単語そのものを難解にするよりも、
書かれている内容の流れや理由、今後の展望アピールなどがしっかり分かりやすく記述されている方が
読み手の印象が良いという事になります。
(ただし、入試の場合は独自の採点基準があるのでこの限りではありませんが・・・)
あと基本的なことではありますが、「文字の見やすさ」も大事なポイントです。
ここでも「達筆」であることよりも「ハッキリした文字」である事が優先されます。
総合型選抜や推薦入試で作文・論文が必要な方は、
以上の視点から、一度自分の書いた文章を見直してみましょう。
福井
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