「流行り」のない時代!?
皆さんこんにちは
通信制一ツ葉高等学校
立川キャンパスの野口です
7月から9月にかけて、
全国各地でお祭りが開催されています!
数年ぶりの開催になる祭りも多く
かなり盛り上がっているようです。
立川キャンパスでは、
昼休みに音楽を流しています。
最近はやはり、夏の歌が人気です。
皆さんにとって「夏ソング」の定番と
言えばなんでしょうか。
年齢や好きなジャンルによって
全然違う答えが返ってくるでしょう。
私は「青い珊瑚礁」や「夏のお嬢さん」
が思い浮かびます。
どちらも青春時代に流行っていた曲
と言うわけではありませんが、
高校生のころから歌っている曲です。
今はネットで検索すれば
色んな歌を聴くことができるので、
昭和歌謡好きの私には
ありがたい限りです。
生徒との雑談の中で気付いたこと
があります。
好きなことや流行っていることを聞いても
答えがほとんど被らないのです!
最近は、
K-POP、ジャニーズ、ゲーム実況、
VTuber、舞台、アニメ、漫画、ゲームなど…
多種多様なコンテンツがあります。
さらに、1つのジャンルの中でも
細分化されます。
ゲームを例に挙げると、
据え置き型、パソコンゲーム、
スマホゲーム、アナログゲームなどなど…
一口にゲームが好きと言っても、
同じものを指しているとは
限らないのです。
50代以上の方と子供時代に
流行ったもについて話をすると、
ほとんど一致します。
「片方が知っていて、他方が知らない」
ということはほとんど起こりません。
「年代が同じであれば、
同じようなことを体験している」
ということが当たり前なのです。
それは、当時は娯楽の種類が
少なかったからだと思います。
皆が同じテレビ番組を見て、
そこで同じ曲を聴いていたのです。
見る雑誌や流行った遊びにも
それほど差はなかったようです。
今は、同じものが好きな仲間を
探すのが難しいと感じるほど、
流行りが多様化しているのです。
もはや、「流行り」という言葉自体も
廃れていっているのかもしれません。
自分の好きなことを
多くの選択肢から自由に選べる
時代ということですね。
このような時代においては、
自分で選択することや、コンテンツを
追うことに疲れてしまう事もあります。
しかし好きなものと、それに対する
関わり方を自由に選べるというのは、
素敵なことです。
なんだか、
駄菓子屋でわくわくしながら
お菓子を選んでいた時間を思い出します。
皆が目をきらきらさせながら
好きなものを語っている姿、
いつも楽しませてもらってますよ!
推し活が外に出る意欲を
何とか保ってくれています
野口