映画で歴史を学ぶ!★おすすめの映画Part1
皆さんこんにちは!
通信制一ツ葉高等学校
立川キャンパスの松嶋です。
早いもので、もう10月も後半に突入し、
季節も秋から冬へと移行をはじめています。
秋といえば、食欲の秋、スポーツの秋、そして読書の秋など
さまざまな秋を表現する言葉がありますね。
皆さんは、どんな秋を思い浮かべますか?
私は食べることも大好きなので、食欲の秋も捨てがたいですが、
やはり芸術の秋が1番しっくりきます♪
そこで!今回は芸術の秋にちなんで、
歴史の勉強にもなる、おすすめ映画をご紹介したいと思います。
今回ご紹介する作品は
『ウィンストン・チャーチル~ヒトラーから世界を救った男~』
です!!
なぜこの映画を選んだのかというと、
私が最近某動画配信サービスで視聴したからという単純な理由です。
この作品は2018年に公開された映画で、
イギリスの政治家であるウィンストン・チャーチルの首相就任からダンケルクの戦いまでの4週間について描いています。
チャーチルって誰??という方でも
「鉄のカーテン」演説のチャーチルと聞けば、
「あ~、あのチャーチルね!」となる方も多いのではないでしょうか。
そうです。反共産主義者のリーダーとして、
ソ連をはじめとした共産主義陣営の脅威の指摘や、
反共産主義陣営の結束を呼びかけたあの演説です!
舞台は第二次世界大戦初期の頃のヨーロッパ、
当時のヨーロッパはヒトラー率いるナチスドイツの軍勢に
攻め込まれるという脅威にさらされていました。
ナチス軍の猛攻によりフランスが陥落寸前、
もちろんイギリスにも侵略の脅威が迫っていました。
そうした状況下の中、首相に就任したチャーチルは、
ヒトラーと徹底抗戦をして本格的に戦争に突入するか、
和平交渉を行いこれ以上の被害を防ぐかの2択を迫られます。
この時、アメリカはまだ中立の立場をとることを決めていたため、
イギリスはかなり劣勢な状況に立たされていました。
首相に就任したばかりのチャーチルの手には、
ヨーロッパ世界の運命が委ねられている状況です。
なんと重い決断だったことでしょう。
ナチスの猛攻によって倒れていく自国の兵士(若い命)、
だけどナチスに屈してしまえばヨーロッパの平和は失われてしまう・・・
そんな葛藤の中チャーチルが選んだ選択とは・・・!
チャーチルを演じている、ゲイリー・オールドマンの演技も
とっても素晴らしいので、そちらにも注目してみてくださいね!
※ゲイリー・オールドマンはこの作品で、
アカデミー賞の主演男優賞を受賞しています。
他にも、この映画では
・当時のイギリスの議会の様子
・ナチスドイツが他のヨーロッパ諸国にとってどのような存在だったか
・チャーチルの演説スキルの高さ
などたくさんの注目ポイントがあります!
第二次世界大戦中のヨーロッパ社会について
学びを深めることもできますので、
是非お時間のある方はチェックしてみてくださいね♪
※注意
この映画は史実を題材としていますが、
すべてが史実通りではありません。
映画の都合上脚色された演出も盛り込まれています。
以上、松嶋の
「映画で歴史を学ぶ!おすすめの映画選Part1」でした~!
松嶋