映画で歴史を学ぶ!★おすすめの映画Part2★
皆さんこんにちは!
通信制一ツ葉高等学校
立川キャンパスの松嶋です。
先日、早朝に高尾山に登ってきました。
朝の高尾山はとても空気が澄んでいて
とても素晴らしい時間を過ごすことができました。
紅葉の季節はとても混雑するので、
高尾山に行くときは早朝がおすすめです♪
さて、今回のテーマはタイトル通り
映画で歴史を学ぶ!★おすすめの映画Part2★です。
前回に引き続き、歴史を学ぶことができる
おすすめの映画を紹介したいと思います。
前回はチャーチルを題材にした映画を紹介しました。
ちょーっとお堅いストーリーだったので、
今回はポップで明るいお話をもってきました!
今回ご紹介する作品は、
『ヘアスプレー』です。
1988年に公開された映画をもとにして、
2002年にブロードウェイでミュージカル化された作品を、
更に再映画化(2007)した作品です。
日本でも東宝が渡辺直美さんを主演にミュージカル化し、
話題になりました!
ストーリーをざっくり説明すると…
ぽっちゃり系の女子高生が、
自分の夢を叶えていく姿が描かれています。
本筋のストーリーはフィクションであり、
歴史的史実とは関係ないのですが、
黒人差別の風潮が色濃く残る1962年のアメリカを舞台としており、
主人公が夢に向かって進んでいくサクセスストーリーの中で、
黒人差別がどのようなものであったのかが、
とても分かりやすく描かれています。
また、主人公もぽっちゃり体系ということで、
容姿に関する差別を受けますが、
そんな差別には負けず、
「ありのままの自分を受け入れることの大切さ」
を伝えてくれます☆
直接的に歴史を描いているわけではありませんが、
当時のアメリカ社会がとても上手に描かれている作品です。
この作品はミュージカル映画なので、
物語の中で突然歌いだします。
なので、ストレートプレイしか見たことない方にとっては、
大きな違和感を覚えるかもしれません。
しかし、
どの曲もとても素晴らしいので、(もちろんダンスも!!)
ミュージカルが苦手という方も是非1度観てほしいと思います☆
差別という、暗いテーマを扱いながらも、
見終わった後にポジティブになることができるこの作品は
私のお気に入りの1つです♪(DVD持ってます)
多様性という言葉をよく耳にする現代社会において、
「差別」に関することを学ぶことはとても重要です。
現在起こっている世界的な問題も、
原因となっているものはさまざまですが、
その中の1つには「差別」という要素も含まれています。
今を生きる私たちにも刺さるメッセージが
たくさん込められている作品であると私は感じています。
差別について学びたいけど、
暗い映画は嫌という方でも
安心してみることができるので、
興味がある方はぜひ、鑑賞してみてください。

松嶋先生