夏目漱石
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパスの比嘉です。
きょうは後期第1回目の現代文の授業をしました。
夏目漱石の『こころ』を扱うということで、冒頭は漱石のことをどれくらい知っているのか、
これまでに読んだことのある小説などについて授業に参加した生徒と話しました。
漱石の作品はどれも有名といえば有名ですが、『吾輩は猫である』や『夢十夜』、
意外なところでは『文鳥』といったタイトルが上がりました。
漱石が英文学者であること、さらには教え子・弟子に芥川龍之介がいるというところで
特に話が膨らみました。
『こころ』は発表されたのが1914年ということで、いまから99年前の作品なので、
約一世紀にわたって読み続けられた作品ということになります。
まだ途中ですが、小説の内容について理解できる部分と、
現代に同じ設定で話が成り立つのかといったことも話題に上りました。
午後には去年の卒業生のHさんが立川キャンパスにやってきました。
調理や製菓の勉強をしているHさんが進学先での勉強の様子を楽しそうに話してくれました。
今月学園祭でたくさんの種類の洋菓子や和菓子を作って販売することも教えてくれました。
去年進路がなかなか決められずに悩んでいたので、充実して楽しそうな
今の彼女を見てとてもうれしくなりました。
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