漢文
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパスの佐瀬です。
今日は朝からとても寒い日でした。
立川キャンパスのF先生は、
「自慢の高い鼻より、耳が冷え過ぎてちぎれそう!!」と言っています。
話は変わって、国語の第5回レポート範囲は前回に続き漢文です。
テスト対策もしなくてはいけないこの時期に、
5話の読解は結構ハードです。
今日はプリントを使いながらかなりのスピードで行いましたが、
皆頑張ってついてきてくれて、書き下し文もバッチリでした。
漢文を読むときは句法に注意しなくてはいけません。
例えば本文のなかで出てきた「将」は、「まさニ~(ント)す」と読む再読文字です。
「いまにも~しようとする」「いまにも~しそうだ」と訳します。
一度目は返り点に関係なく副詞として読み、二度目は返り点どおりに返ってきて、
助動詞または動詞として読みます。
ポイントは、二度目の読みの「す」に返ってくる直前が活用語の未然形+「ント」となることです。
例えば、
曹操将死。
読:曹操将に死せんとす。
訳:曹操はいまにも死にそうだ。
漢文を読むときは注意してみてください。
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパス 佐瀬